働かざる者食うべからず

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オレはいつも彼女の尻拭い 一人で遊べばいいものを 彼女はなにより孤独を拒んだ 「♪I know all my whole life through,I'll be remembering you,whatever else I do.♪」 彼女はどこにもいる普通の思春期の少女 中途半端に現実を知っていて 中途半端に夢見る乙女 ただ少し他とは違う方向に頭がおかしかった 「♪Midnight with the stars and you.♪」 彼女は知りたかった この世に神様がいるのかどうか この世は面白いのかどうか 自分にとって愉悦とはなにか だからオレは彼女にのった
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