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投げ出されるように絶命した魔獣には目もくれないで
倒れ込みながらもいまの隙に迫ってきた他の連中に銃口をむけて
引金をひく
「ほっ」
片手を地につけ脚を振り回し遠心力を使いながら回転して跳ね起きる
純白の羽を撒き散らして体勢を整えて連射
先程の一匹以外は飛びかかる間もなく死んでいく
振り返る瞬間に嬢ちゃんの顔が見えたが
まるで手品でも見てるかのように唖然としていた
未知の武器を持つ翼をはやした奇怪な服装の青年
そら驚きもしますよね
恐怖してくれないだけありがたいです
もし姉様達の誰かがここに現れたときに厄介ですからね
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