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一人は長身で銀髪で嬢ちゃんとは違い動きやすそうな上下に細い剣
もう一人も銀髪だがこちらはなぜかメイド服で目新しい武器はもっていない
剣をもつ女は今にもオレ達を噛み殺しそうに睨み付け
メイドは無表情でこちらを見ていた
「アハト姉様!エルフ姉様!」
馴染みの声に顔をあげた嬢ちゃんが二人を見受け顔をほころばせて叫んだ
アハトとエルフね
8と11番目ということか
ってことは嬢ちゃんはドライツェーンか?
「ドライツェーン、独りで外に出ては駄目だと言っただろう」
剣のほうが厳しい声で嬢ちゃんをたしなめる
嬢ちゃんはあぅと申し訳なさそうに縮み込んだ
剣は仕方なさそうにすると再び殺気立ってオレ達を睨む
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