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「動くなよ、そこから少しでもその娘に近寄れば殺す」
「それはこっちの台詞じゃないか?お前達も動けばこの嬢ちゃんを殺す」
「無駄だ、私達のほうが速い。これはハッタリじゃないぞ」
「さてね、もしかしたらお姉さん方の予想だにしない展開が起こるかもよ」
「ほぉ、有翼人が言うじゃないか」
オレを魔人の類いと判別しているらしい
口調は笑っていても顔はまったく笑っていない剣のお姉さん
しかたなしに二人の間の木にむかって発砲した
銃弾は刹那で木を貫き
それを挟む二人は身動き一つとらなかった
「…………見えたか」
「いいえ、ですが原理は理解しました」
マジっすか
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