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片手を顔にかざしわかりやすく魔力を具現化して砲撃準備
黒く妖しく光る手に剣のお姉さんは一応おとなしくした
やれやれこれでゆっくりでき―――
「動くなよ嬢ちゃん、そこから一歩でも踏み出したら撃つ」
ひっそりとオレの背後に回り込もうとした末っ子に釘を刺す
顔は見えないが恐らく驚きが顔いっぱいに広がっているだろう
「…………どう、して」
「んなことどうでも宜しいだろ?お前らは黙って生きてたらいいんだよ」
正直な話もう早く帰って寝たいのよ
腹減ったのよ
だから無駄に手を煩わせるな
「由岐おわったか?」
いっこうに剣を握る力が緩まないのでしかたなしに声だけ由岐にかける
―キャンセル
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