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オレも嬢ちゃんも食べ終わるとリコさんを呼び皿を片付けてもらい
由岐を背負って自室にむかう
やはり軽いですね由岐は
これが女子高生としての標準かどうかは永遠に不明ですが
それでも軽いと思います
末っ子嬢ちゃんは逃げることなく大人しくしてついてきた
宿といっても一部屋だけの簡易な部屋で
二つあるベッドの一つに由岐を寝かす
食堂から離れると少しはマシになったがまだ親父達の宴会騒ぎは聞こえる
この街が沈黙するのはまだ少し後のようだ
「オレは椅子で寝るからベッドを好きに使えばいい。トイレも自由に行け、ちゃんと帰って来さえすれば命はとらない」
嬢ちゃんはこくり頷くとベッドに寝転がって丸くなった
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