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「よぉ旦那、今回えらく早いじゃないか。ん?そっちの餓鬼共はどうした?」
門にたどり着くと門番のおやっさんが気さくに旦那に話しかけた
人の家二つ分もありそうな門には複数門番が立っていて
それぞれ検問を受けている
オレ達はその中でも一番体がゴツい髭面のおやっさんにかち合った
腕太いですねー
筋肉が凄い!
なんて遥かに飛び越したゴッツさです
「あぁ、実はこの子達を助けてきたのが理由でな。どうやら奴隷として売られていたところを逃げてきたようなんだ」
「なに!!奴隷として売られていただと!!!!」
突如鬼のような形相にかわったおやっさんは
オレの顔より大きそうな両手を私の肩にあてブンブン揺らした
とんでもない勢いです!!
世界が定まりません!!!!
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