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「この規模なら人間の一人や二人、増えたところでわからないな」
「まぁな、でもやっぱりこの服装は目立つみたいだ。さっきからずっとじろじろ見られてる」
ある程度マシとはいえ
特異には変わりないらしい
主に由岐が
「だが私はこの服装はやめない。いい女のポリシーだ」
「でも煙草は無理かもな。こっちにもあるとは限らない」
「つまりそれは私に死ねと言うのか!?」
「これを機に禁煙しなさい!」
この歳で既にヘビースモーカーの由岐は
まるでこの世の終わりが目の前にやってきたような
アルマゲドンが起こったような顔をした
一日に一箱吸う由岐はこれからさき
その後生大事に握りしめるラスト一箱をどのようにもたせるか
たいへん興味がございます
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