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「「―――ッ!?」」
唐突に聞こえた声に振り返ると
そこには銀髪の女性が刀を携えて立っていた
由岐などは警戒体勢で睨みつけています
かくいうオレも由岐ほどではないですが
いつでも闘える状態で身構える
理由は決まっています
周りの状況を寝ていてもつかめる私達が
背後にたたれたというのにまったく気がつかなかったのです
振り返った瞬間に女性が刀に手をかけていれば本気で攻撃していたかもしれません
「そう身構えなさんな。ちょっとした挨拶だよ」
銀髪お姉さんは笑って手を振り警戒を解くよう言いました
そこで漸く冷静になり
銀髪お姉さんがオレ達を斬るならば既に斬っているはずと
構えを解いた
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