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「ふん、その眼。まるで飢えた………いや、手負いの獣か。なにをそんなに怯えているのかは知らないが、私はお前に危害は加えないぞ」
「煩い、さっさと質問に答えろ」
「やれやれ気が短いな。ちょっとした遊びじゃないか。人生なんて無駄に永いのだからゆとりをもて」
「答えろ」
由岐がどんどん殺気だっていく
見ないでもわかるくらいに魔力は猛っているし
空気がピリピリしている
しかし銀髪お姉さんはどこふく風
むしろ呆れているようだ
「わかった。わかったからそう殺気だつな。周りにいる人間にいい迷惑だ」
「用件だろ?聞けば君達は職探しているという。それも腕っぷしで喰っていきたいなんていう変わり者だ」
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