転入、つまりフラグ乱立ですね

33/35
前へ
/566ページ
次へ
「そして私も腕っぷしで食べている身でね。丁度そろそろ部下が必要だなと思っていたところだ」 「どうだ?私のところに来ないか?私の見立てでは王家騎士団なんぞよりもよっぽど使えそうだ」 いきなり何を言い出すのでしょうかこの人は 「い、いけません!!年端もいかない子供に命のやり取りなど。ましてや貴女となんて」 弾かれたように激昂する受付嬢さん それはさっきオレ達を諌めたのとはまた別の 憤怒の声色だった 立ち上がり怒る受付嬢さんを銀髪お姉さんは気にしたようもなく ただ眼をやり 「その私に危険な仕事を回し、金を与えているのは誰だ?私が他の街や国に行かないよう必死に優遇するのは誰かな?」
/566ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3046人が本棚に入れています
本棚に追加