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銀髪お姉さんの言葉に言い返せなかった受付嬢さんを鼻で笑い
またこちらに向き直った
「どうした？早く決めろ。こう見えても多忙でね。あまり他人に時間をかけるわけにはいかないんだ」
どこまでも自分本意な言い分に辟易しながらも
由岐にどうしたいか尋ねる
「あんたのところに行くメリットとデメリットを教えろ」
「そうだな、デメリットはそこの女が言った通り、たまに死にそうになるぐらい。メリットは金と刺激ぐらいか」
「私から提示できるのはこれくらいだ。あとは君達で好きに得ていくがいい」
どうする、と再度尋ねてきた
もうこれ以上は待たないという表情をしているから
なにを訊いても帰るだろう
由岐はオレに判断を委ねるつもりのようだし
オレも腹減ったからさっさと事を済ませたい
「そうですね。ではよろしくお願いします」
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