君に出逢ってしまった。

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「あっ…あのっ!!先に行ってもらっても…。」 絶対に気を使ってる。 無理してる。 「えー?どーせ急いでも遅刻だし。 味方がいると心強いし、ね。」ニコー 「ありがとうございますっ!! えーと…。」 そうだ。名前…聞いてない そんな真理亜の心の言葉が通じたのか。 「名前?」 「…はっ…はいっ!!」 「…クロ。クロだよ。」
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