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他に有力な情報が得られなくて、残りの授業時間で急いでノートを取った。
『菊正今度は見つかるさ。気を落とすなよ』
「一体どうしろって言うんだ!」
そうだな……どうすれば……。
そうだ!
『菊正! 危険な賭けだけど乗るか?』
充は自信に満ちた表情で菊正の肩を掴んだ。
「……ああ乗る! 俺の体なんてどうなってもいいんだ!」
その夜俺達は、万全の準備をして賭けに出る事にした。
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