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何か変な音が聞こえたなぁー。
何か寒気がする。
……外の風の音かな?
しかも体も、熱があるかも知れないし。
寝よっと……何か凄く眠たくなって来たし。
まぶたが、重い10キロくらいあるんじゃないかぁ!?
私は、夢の世界に落ちて行った。
知らない男の子が、私の前に立っていた。
ジャニーズにいそうな顔だ。
私を心配そうに見つめている。
「恥ずかしいから、そんなに見つめないで下さい」
夢なのに、ずいぶんと生々しく照れてしまった。
それでも男の子は、黙って見つめている。
不思議だ。この人といると、とても安心する。
夢の中でも、まぶたが重くなった。
夢の中で眠る事ってあるのかな?
私は、疑問に思ってほっぺを、つねってみた。
痛い!?
夢じゃ無いのか!?
「貴方は誰ですか?」
私は恐る恐る彼に聞いてみた。
幽霊を直接見るのは初めてだった。
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