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寒!! 夏だけど息が白い。
アハハ……まさかね……あり得ないよね。
気のせいさ~! 前向きににポジティブに~!
「ゆきえお帰りなさい。今日はすき焼きよ!」
「只今帰りました。やった~!」
すき焼きなら、外れは無いですからね!
二日続けて美味しい料理が食べられるなんて……太るよ~!
少々体重が気になる。
【体重なら大丈夫ダヨこれからイジメて、ストレスで痩せさせてアゲル。ギャハハハ】
背中に、凄まじい悪意と、悪寒が通り抜けた……もしかしてさっきのは、ルート細胞君では無くて……悪霊を連れて来てしまったのか……。
最近心霊現象は、減少していたのに……充君に責任取って貰わないとなぁ。
「またニヤって笑ってるよ?」
「そうですか? とりあえず、お風呂に行って来ま~す!」
「塩をどうするの?」
「秘密なのです~!」
お母さんも、霊感強いし怖いの苦手だから、黙っておこう。
また、風呂に塩を入れる事になるとは……。
でもこれで、悪霊は私に近づけない。
お母さんも、知らない内に風呂に入って守られる。
後は、霊の事は忘れるだけだ。
完璧な作戦でございます~!
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