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お前に同情なんかしてもらいたくねぇんだょ。
心の中で毒を吐く。
『いゃさ。まぢ俺モテるけどさ、告られるとは思ってなかったからさー試しに付き合って見たけど、別にたいしたことねーよ?なんかまぢ外見だけ。
飽きて来た所。』
『ははっ。やっぱお前最低だわー。贅沢すぎだし。あんな逸材あんまいねぇから大事にとっとけってー』
ガハハと笑い合う最低な糞男子。
とっくに怒りきってしまったあたしは、止められ様がない。
ーーガラッ
思いっきり教室のドアを開ければ案の定キョトン顔をした糞男子達
一気にヤバッみたいな顔色に変わった。
「……ごめんねーっ!遅くなっちゃったぁっ!久田君達もごめんねぇっ!ぢゃぁ、夢斗っ!帰ろ?」
周りにいた糞男子の1人の名前を適当に上げてみる。
久田君。
なんて、もう一生呼ぶ事はないだろうけど。
久田君の顔は真っ赤に染まっている。
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