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とりあえず現状をよく理解するために頭を整理すると、朝学校に行くためにバスに乗りバスの中で「時よ止まれ」と、念じたら周りの景色が止まった・・・か。
・・どこの少年ジャ○プの主人公ですか・・・(笑)
とにかくこのままバスを止めたままと言うのもあれだったので時を動かすことにした。
やり方は誰かに教えてもらったという訳じゃないが自然と時を動かせるような気がしたので頭の中で「時よ動け」と念じると案の定バスはエンジン音を出しながら山道を走り出した。
僕は異常と言ってもいいほどに興奮していた。
理由は言うまでないと思うが『時を止める』と、いうことが出来るからだ。
多分だが、今、この僕の状況になって興奮しない奴は100人中100..いゃ60億人の中に一人もいないと思う。
具体的にこれから...を絶対にする!と、言うのは決まってないのだが無性に興奮してしまう。
気がつくとバスは僕の学校である『精等高等学校』に到着していた。
僕は鞄の中から定期券を取りだし、バスを降りることにした。
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