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「お帰り!マルコ」
着地した青い大きな鳥は、炎と共に、人の姿に変わった。
「どーだった?なんか見つかったか!?」
完全に人型に戻ったマルコは歩き出すと同時に、エースの頭にポンと手を置いた。
「オヤジへの報告が終わったら話してやるよい」
「オレの部屋で待ってろ」
クシャッと髪を撫でて、マルコはオヤジの部屋へ向かう。
残されたエースは真っ赤になって下唇を噛んでいる。
マルコと入れ違いでやって来たサッチがうつむくエースをほのぼのとした感じに見ていた。
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