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剣を持ってる手に異常が無いか確認するため刀身から視線を下げていく。
ぴたっ。
俺は刀身の下の方に書いてある文を見て固まる。
【嘘に決まってるだろ。ばーか】
俺は剣を床に叩きつけました。
「えぇ!?」
魔王は俺の行動に驚いたようだ。
剣を拾い上げ、魔王の方を見る。
「よし!魔王、成敗!」
「えぇ!?何でそうなる!?」
俺は馬鹿みたいに一直線に魔王の場所に走っていき剣を振り下ろした。
「落ち着け、ばか!」
剣をかわされ、魔王に頭を叩かれる。
「ぐふ!?」
いや、叩かれるなんて生易しいものじゃない。叩き潰されたって感じ。
地面に頭ぶつけたとき、地面割れてたしね。
魔王、恐ろし‥‥い‥‥
俺は意識を手放した。
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