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「はいはいはいはいはいーー!!」
そこには、頭に黄色い布を付けた男達に、気迫を込めた声と共に槍を振り回す少女がいた。
露出の高い白い服を着た彼女は、一房に結った薄い青色の髪をなびかせ、足元を赤く染めた大地を事切れた死体で埋めて頑張っているようだ。
「あーあ、やっぱり面倒臭い事になった」
俺は出来れば獣の血であってほしかったが、目の前には死体の山。
ざっと見て男達は百人強。
白い少女の周りには数十人単位の死体さん。
出来れば少女に味方したいが、少女には悪いけど楽な方に味方したいので俺は男達に声をかけた。
「手伝ってやろうか?」
声をかけられた男は俺を見て、すぐに向き直り声を上げた。
「てめぇら敵だ!!その女仲間を隠してやがったぞ!?」
……はい?
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