~序章~

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「助太刀感謝する・・・が、すごい死に体ですな」 白い少女は若干俺を警戒しながら話し掛けてきた。まぁ俺だったら絶対にやらないが・・・ 「あぁいいって、道に迷ってた途中に偶然見つけて、たまたま敵と勘違いされて襲われて、返り討ちにしただけだから」 俺が手を振りながら(鋼糸はしまってますよ?)言えば、白い少女は一度頷いて微笑をくれた・・・可愛いジャマイカ!! 「ふむ、そうであったか、巻き込んですまなかった」 「あぁいいってば、俺は鳳穿。君は?」 グローブを外し、ちゃんと自分から名乗って相手に問う(偽名だが)。 「うむ。我が名は趙雲。字は子龍。主を求め大陸を旅する流浪の将だ」 Waht?ぁんだって? 「鳳穿殿?いかがなされた?」
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