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学園長が部屋を出てから戻って来るまで、
少年は15分間ずーっとボケーッとしていたのであった。
「お待たせ、紅茶で良かったかしら?」
そう言い、少年と自分の前に置く
「ありがとうござい」
礼を言い、カップに口をつけた
「あちゅい……」
(さっきから何なのこの子!!
潤んだ瞳で上目ずかいで私を見てきて!!
ギザカワユス(≧∇≦)
抱きしめて頭ナデナデしたい!
ハッ! これが萌えなのね!!!!!!
この子は私を萌え殺す気!?)
ソファーの上でクネクネして自分の世界にlet's go しちゃってる学園長
「あのぉ~、学園長」
「ハッ!アッ! コホン 何かしら?」
「今日来た理由なんですけどぉ、良いですか?」
「ええ、まず名前を伺っても良いかしら?
私の名前は エリーシャ・ロッペンハイム・アヴァンシア
学園長をしています。
貴方は?」
「僕の名前は ノエル・ギルドバーツ です。
今日は書類を持って…来るの忘れたみたいです。」
書類を忘れたノエルの周囲はドンヨリとした空気に変わった
「ノエル君、書類を忘れたなら普通分かるでしょ!! 貴方手ぶらで来てるんだから!!」
そんな中、ドアをノックして一組の男女が入って来た
「失礼します。
本日、軍からの要請により当学園に出向致します。
ルイス・ラインバッハ少佐であります。」
「同じく、エレン・クライシス中佐であります。」
男の名がルイス、紅い髪を前の方の髪だけ立たせ後ろ髪を肩よりも少し下に伸ばし、
髪と同じ色の瞳をした男は、金色の刺繍の施され、幾つもの光り輝く勲章を胸元に付けた紺色の軍服を着ていた。
エレンは、黒い髪をショートカットにし、ルイスと同じ軍服を着ているが違うのは胸元に輝く勲章数である
女がエレンだと言った。
その瞬間エリーシャの目の色が変わった。
「エレン様…来たぁ~o(`▽´)o
握手して下さい!ファンなんです!!」
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