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「有り難うございます。」
そう言い握手をしたエレン
「何でこんな鉄仮面にファンがたくさん居るのかな?」
真顔で言ったルイス
「貴様!不敬罪で処刑されたいのか!!」
鉄仮面と言われ頭に血が昇ったエレンに対しルイスは冷静に言った。
「良いんですか?
貴方が敬愛する総帥閣下が悲しみますよ?」
「卑怯だぞ!! 閣下の事を出すなんて!」
涙目になりながら反論するエレン
「あのぉー、エレン様とルイスさんはどういった関係なんですか?」
恐る恐る、エレンに聞くエリーシャ
「不本意ながら、私とアイツはアヴァンシア王国魔道軍総帥兼、魔道研究所総帥であるノエル・ロッペンハイム・アヴァンシア大総帥閣下の副官をしています。」
「それって、お父様が養子にした子!」
「お父様?
と言う事は…」
「そう!アヴァンシア王が私の父親よっ!」
「何故、姫様が学園長などしているのですか!?」
「だって、まだ会った事無いけど義弟くんの頼みだし、お城って退屈なんですもん。」
「閣下と会って無いんですか?養子になって10年も経っているんですよ!」
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