目覚め

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ーー病室ーー 「や~まもと警部♪」 沙知はそう言いながら山本が寝ているベットの顔の側で座った。 山本「ん?ん~」 沙知「警部♪ お目覚めですか~」 山本「美知君。 帰ったのでは無かったのかね。」 沙知「んん!!」 沙知は険しそうな顔で山本を睨んだ。 山本「えっ?えっ? 私が何か悪いことでもしたかね?」 沙知「もう!最低! もう、絶対見舞いになんてきてやんないんだから」 沙知はふてぶてしくそう言いはなった。 よほど美知と間違えられたのが腑に落ちないのだろう。 山本「ちょっ、ちょっ、待て」 バタン! 沙知は去っていってしまった。 山本「今、何か悪いことでもしたか?」
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