2日目☆デリーを徘徊の巻

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タンドリーチキンの食事のあと 車に乗り込み高級住宅街とおぼしき場所にあるインド人家庭の家に案内される 玄関入るとそこはすぐリビングになっており 『じゃあ、ここへ座って』 とラムさんがまごつくワタシたちに指示をするのでおずおずと並んで腰掛けた これはちゃんと始めから予定に組み込まれた行動だけど、なんだかフツウのご家庭に場違いに入り込んだみたいでサッパリ落ち着かな~い (;_;) 室内をグルリ見渡すと 日本のお土産と一目で判る日本人形に東京タワーの置物などが飾られており 玄関そばのチェアにはサリー を着た小柄なお婆さんがワタシたちなど目に入らないかのように熱中して新 聞を読んでいる なにやらラムさんは奥から出て来たパ ンジャビ姿の女性にコチョコチョ言い 、 『座ってチャイを飲んでいてクダサイ 』 と言い残し、どこかに去っていってしまった ど、どこへいなくなっちゃうの? チャイとお茶請けにインドの伝統的なお菓子だと説明されたカリントウみたいなお饅頭を振る舞われた…激アマ (*_*) でもオイシイかも 忙しいのか気詰まりなのか、闖入者のワタシたちを終始放置する家人の皆さん 部屋を出たり入ったりはするが決して 留まらず早足で立ち去ってゆく… お茶も飲み干して、手持ちぶさたにソファーに腰掛けていたワタシたちの前に仕方なく…じゃなくてようやくパン ジャビ的な女主人がどっかり座り、ついに謁見の瞬間が許された 『日本のどこから来たのか』『デリー は楽しんだか』など幾つかの質問をさ ほどに興味もなさそうに尋ね、こちらからの『東京へ行ったことがあるのですか』『日本は好きですか』『サリー がとても素敵ですね』 などの投げかけにも熱意のない回答である この手のツアーではこの、『インド人家庭のお宅背景』が珍しくないらしく、楽しむ人には楽しいらしいけど でも…早くラムさん迎えに来ないかなあ(泣)
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