狐、京へ行く

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話は飛んじゃうけど、鴨が武士になりたいから京に行くって言ってたんだ~ もちろん僕も行くよ? ていうか、今まさに向かってるんだ~ ハハ、ビックリした? でもね~さっきからいろんな人が僕をジロジロ見てるんだよ? 何かついてるのかな? 紅は今鴨の肩にのって移動していた 威厳たっぷりの鴨の肩に、10歳ぐらいの少年がのっているのだ。 驚かない方が不思議だろう ?「紅!いい加減先生の肩から降りろ!」 『えー、いいじゃん』 ?「よくない!」 む~、頑固なんだから あ、この煩い人はね 鴨大好き人間の新見錦(ニイミニシキ)っていうんだ! 錦「おい!さっさと降りろ!」 『も~いいじゃん、鴨はいいよね?』 鴨はチラッと紅をみて 鴨「お前は軽いからな、別にかわらん」 『ほら~本人の承認は得たよ?』 錦「先生!こいつを甘やかしすぎです! そんなもののせていたら、先生の威厳が!!」
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