狐と男

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こいつを連れているのは所詮、自分のため こいつは絶対に俺の役に立つ 役に立つものはつかはないとなぁ? 『あ!わかった!鴨僕のこと利用するきなんだ!』 「当たり前だ、それ以外に怪しいお前を連れて行く理由がない」 隠すそぶりもみせず、きっぱり言い切った 『・・・・・』 そんな彼にさすがの妖狐もびっくりしてしまったようだ 「なんだ?くるのかこないのかハッキリしろ」 『・・・・フ、フフハハハハハハハハハハ!』 なんだこいつ、頭おかしいのか? 『ハハハハ…、あぁ笑った!こんなに笑ったのは何百年ぶりかな~。 いいね、面白いよ鴨っち!』 「誰が鴨っちだ!」 『こんな面白い人間初めてだ!』 「無視かっ!」 くそっ、こいつやっぱり切るか 『まってまって、話くらい聞いてよ』 「なんだ」 『…その話のってあげる』 「ほぉ?なぜだ」 『別に特に理由はないよ、鴨っちといたら楽しいことありそうだしね』
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