狐と男

9/12
前へ
/21ページ
次へ
「それだけか?」 『そ、これだけ。僕はもう何百年も生きてるからね~ 流石に暇だし、今みたいに封印されてたら、さらに暇なんだよ。 鴨が僕の力を使いたいなら条件として 僕を退屈させないでね』 「ハッ、上等だその条件のんでやる」 そんなことで力が手にはいるんならな …そういえば 「おい、お前封印てとけるのか?」 『ん~無理★僕、お札さわれないもん』 「あ?じゃあどうすんだよ」 『鴨がお札剥がせばいいよ、かなり弱ってるから普通の人でも剥がせるはずだよ。 ほら、岩にはってあるあの大きなふだだよ』 そんな簡単に剥がせるものか? ん?これか?確かにでかいな
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

74人が本棚に入れています
本棚に追加