使い魔召喚に魔武器、まあ……テンプレだよな(笑)

9/12

1161人が本棚に入れています
本棚に追加
/446ページ
死神「では……殺すとするか。」 ザクッ 死神は貴族の胸に鎌を差し込む、すると身体に傷が付くことなくそのまま動かなくなった。 案外あっさりとしてるな…… 首をはねおとしたりして殺すんじゃ無いんだ…… フ「こんな事言うのも何ですが……案外あっさりと終わりましたね。」 死神「俺は酷いことをしに来た訳じゃ無いからな……」 「では、帰らせて貰う……」 琴「ちょっと待ってくれ。聞きたいことがある。」 「防音結界」 魔神の事は余り他の人に言うのは何だからな…… 俺と死神とペッパー以外には聞こえないように防音結界を張った。 琴「魔神のソルトの事だが……今どうなっている。死んでるか?生きてるか?」 死神「ちょっと待ってくれ……閻魔大王から手帳を借りる為に話をさせてくれ。」 そう言うと黒々しい空間を開けだした。 地獄にでも繋がっているのか? 「おーい、閻魔大王……ほら、あれだよ死生者手帳貸してくれ……」 「『なんでって?』って言われても要るんだから貸してくれ。」 「分かった、分かった…後で何か買ってやるから…」 「ちょ…今は人が前に居るんだけど…」 「分かったよ、あっ愛してるぞ…」ポッ 「ほらっ言っただろ早く貸してくれっ!」 「コホン…ほらっ!これが死生者手帳だ。」 琴 ニヤニヤ ペ ニヤニヤ 死神「何だよ。ニヤニヤして。」 琴「彼女さんですか?」 死神「………悪いかよ。」 ペ「ところでソルトはどうなっている?」 死神「ええっとさ…し…す…せ…そ。」ペラッペラッ 「あったあった…ソルト、魔神で唯一の塩属性の持ち主で、生死は……生きている。」 ペ「生きているだって!どこにいるか分かるか!」 死神「すまないが……生死と基本的な個人情報しか分からないんだ。」 「俺はそろそろ帰らないと彼女……じゃなくて閻魔大王に怒られるから。」 シュン ペ「行っちゃった……」 琴「落ち込むな…ペッパー、生きていることが分かれば俺が何処にいるのか調べられるから。」 じゃあ何故ソルトが生きているか分からなかったかって? ペッパーの映像を見てソルトは死んだものだと思っていたからだ。 興味津々(ベリーサーチ)は知りたいことしか知れないからな。
/446ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1161人が本棚に入れています
本棚に追加