フルーダ戦気専門学校

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キーンコーンカーンコーン ???「はぁ、次の講義…面倒だなぁ…」 ある学校のある教室 その教室の一番後ろの左の窓際の席で伸びをする者が居た ???「次は…歴史かよ…もう勘弁してくれ…」 その者は机から赤いファイルを取り出すと、その中身を見て呟いた ???「お~い、奏太、速く次の講義の教室に行くぞ~」 そこにファイルを見て表情を歪めた者の元に近付き、話し掛ける者が居た 奏太「まだ授業終了のチャイムが鳴ったばっかりだろ…相変わらずお前は元気だなぁ…流斗」 奏太と呼ばれた者は自身に話し掛けてきた者に面倒臭そうに言った 流斗「何言ってんだ!、人間元気が一番だろ!!」 流斗と呼ばれた者はそれに暑苦しく答えた 奏太「はいはい…っと、じゃあいくかぁ!」 奏太はそれを軽くあしらうと、自身の鞄が置いてある教室の後ろのロッカーに手を向けた するとその手から更に赤い手が飛び出し、奏太の鞄を掴んで奏太の手の元に戻っていった 流斗「そういうお前は相変わらず闘気を扱うのが上手いな」 流斗は腕を組んで自身の鞄を漁る奏太に言った 奏太「この位お前だって出来るだろ、それに『この学校』じゃあこれくらい出来ないといい成績を貰えないしな」 奏太は自身の鞄の中から大きめの教科書とノートを取り出すと、それを机に置きながら言った 流斗「お~お~、どうせ俺はいい成績なんか取れませんよ~だ(笑)」 流斗は奏太の言葉にわざとらしく拗ねた 奏太「はなっから諦めんなっての…んじゃあ行くか」 奏太は大きめの教科書とノート、更に筆箱を手に取ると、それを器用に両手に抱えて言った 流斗「あいよ!、んじゃあ準備するからちょっと待ってな!」 奏太「お前が終わってないんかいッッ!!」 すると流斗が自身の席に戻りながら言い、それに奏太がツッコミをいれた
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