フルーダ戦気専門学校

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数分後… 奏太「それでさぁ!…お、よぅ鈴夏」 奏太達はその教室に移動していた 流斗「よっす」 そして二人は近くに居た女子生徒に声をかけた 鈴夏「あ!、おはよう二人とも!」 するとその女子生徒は奏太の隣の席に座り、二人に挨拶をした 流斗「愛加は居ないのか?」 流斗はキョロキョロしながら鈴夏と呼ばれた者に質問をした ???「いるよ~」 流斗の発言に反応する様に三人の『頭上』から何者かの声がした 奏太「は?」 奏太は声の発信源を見る それにつられて二人も上を見上げた ???「ジャーン、凄いでしょ~?」 そこには背中から緑色の触手の様な物を天井に張り付けて浮いている女子生徒が居た 流斗「…何やってんだ?…愛加」 流斗は愛加と呼ばれた者を見上げたまま唖然としながら質問をした 愛加「見ての通り天井に張り付く練習だよ~っと」 愛加は平然としながらそれに答えると天井に張り付けていた触手を消し、その代わりに自身の下に緑色の四角形の物を出現させた 愛加は何の躊躇いも無くそこに着地し、何事も無かったかの様に流斗の隣の席についた 奏太「…取り敢えずお疲れ」 奏太はそれを見なかった事にすると、そう呟く様に言った 鈴夏「…何で天井に張り付いてたの?」 鈴夏は苦笑いをしながら愛加に質問をした 愛加「だって何かの役にたちそうじゃん?♪」 愛加はそれに元気ハツラツと答え、他の三人はそれ以上の追求を止めた キーンコーンカーンコーン ガラガラ 先生「よ~し、授業始めるぞ~」 そしてそこにタイミングを見計らったかの様に授業開始のチャイムが鳴り、先生が教室に入ってきた 奏太「はぁ…またつまらない授業が始まるな…」 奏太は一人忽然と呟いた そんな奏太を無視し、先生は号令を生徒に掛けさせて授業を開始した
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