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桃花「り、鈴々ちゃん‼」
光輝「そこの二人❗動くな❗」
愛沙と桃花はビクッと驚き、動くことをやめた。
鈴々「お姉ちゃん、鈴々に気にしないでこいつを倒せなのだっ‼」
愛沙「しかし、鈴々‼」
鈴々「鈴々はお姉ちゃん達の足を引っ張りたくないのだ……だから‼」
桃花「鈴々ちゃんを見捨てられないよ❗」
桃花は涙を流して言い出す。
桃花「大切な、大切な妹を裏切ることはできないよっ❗」
愛沙「桃花様…………」
光輝「あの~、感動の場面のところちょっといいか💧」
さすがに光輝にとってバツが悪い場面だった。
愛沙「なんだ下郎よ…………💢」
光輝「いやいや、怒るのはわかるけどよ💧
まずオレはこの子を殺すつもりなんてないぞ💧」
桃花「ほ、本当ですか⁉」
桃花はまぶしい笑顔を放った。
光輝に5のダメージを与えた。
光輝「ま、まあな💧オレはこの二人の誤解を解きたくてを止めただけさ。ついでにオレは盗賊じゃないぞ?」
愛沙「ではお前のその格好はなんだ⁉
最近の黄色の布をつけた連中が付近の村を襲撃してるらしいぞ‼」
光輝(なるほど、つまりさっきの連中がそういうことか…………)
光輝は鈴々から剣を引いた。
光輝「この服はさっきオレに襲いかかった三人組のものさ」
愛沙「は?」
光輝「つまり、逆に身ぐるみをはいだってわけさ。全く……せっかくイカす服だったのに君たちのせいで穴だらけだ💧」
さすがに服を無傷で回避するのが難しかった、と光輝はため息をつきながら語った。
愛沙「で、ではあなたは何者?」
光輝「オレか?オレは――――」
三人組「見つけたぞこのクソガキッッッ‼‼‼」
光輝「って今度はなんだよ‼人の自己紹介を邪魔するバカはッッッ💢」
マジギレする光輝の前に現れたのは――――
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