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恵太は全力で逃走していた。
彼は今でも森の中。その上、後ろには――――――
雪蓮「あはははははは🎵待ちなさいよ🎵」
恵太「いやあ゛ーーーーーーーー‼(泣)」
雪蓮という雌豹に追れていた。
恵太「なんで、なんで、なんで、こうなったのッッ‼僕は何もしてないのに、記憶ないのに、なんで見ず知らずの人に殺される羽目になるの⁉」
雪蓮「それはあなたが嘘をついたし、怪しい人物だし、何よりいじめると面白いから‼」
恵太「最後のは完全に私的なことだよね⁉」
と言っているのも束の間、雪蓮はもうすぐ恵太に追いつきそうな距離にいた。
雪蓮「覚悟ッッ‼」
南海覇王を降り下ろす。
恵太「まだまだぁッッ‼」
しかし、恵太は斬られる寸前に木の上に飛び上がる。
恵太(はぁはぁ……危なかった――――ってなんで木の上まで飛べたの⁉)
雪蓮「あははは、いいねいいね🎵猿みたいで面白いわ🎵」
恵太「猿じゃないよ‼神無恵太って言う名前があるよっ‼」
雪蓮「なら、恵太❗もう少し遊びましょっ🎵」
恵太「いやあ゛ーーーーーーーー‼(泣)」
哀れ恵太。雪蓮をより楽しませる羽目になってしまった。
恵太(怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖いよーーーーーーーー‼)
泣きながらも木の上を移動する恵太だった。
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