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ドゴーンとボッコリとしたクレーターを作り、光輝はやっと地上に辿り着いた。
光輝「つーか、マジで死ぬと思った💧いつかきっとあのジジィをブチ殺す💢」
と殺意を込めながらもクレーターから出て状況を確認する。
光輝(なんもねぇな。荒野しかねぇな。
もしかして歩き回ればモンスターが出るってことか?)
ドラ〇エのことを考える光輝は所持品を確認した。
光輝(えっと、ジジィから貰った如意棒と裁縫セット、銅鏡か…………。銅鏡って何に使うつもりで持たせたんだ、あのジジィ💧)
ため息をついていると、
??「「「ヘヘヘ(だな)…………」」」
黄色のバンダナを被った盗賊三人組が現れた‼
一人はヒゲを生やした中年のオッサン。
もう一人はチビの悪そうな奴。
最後はデブの鈍そうな奴だ。
ヒゲ「兄ちゃんいいもん身につけてじゃんよぉ~」
チビ「大人しく身ぐるみを置いてもらおうかぁ~」
デブ「お、おむすびが食べたいんだな~」
光輝「いや、最後の奴はよくわからん」
ヒゲ「要するに腹が減ったってことだよ❗
んでどうする?身ぐるみを置いていかねえと――――」
そう言いながらヒゲは剣を取り出して光輝を脅していた。しかし光輝はそんなことはどうでもよかった。
なぜなら――――
光輝「――――いい」
三人組「は?」
光輝「そのバンダナ、かっこいい~♥♥♥」
光輝は黄色のものが大好きだ。
光輝「ねえねえ、どこにあるのそれ⁉どこに売ってあったのそのイカすバンダナ‼」
ヒゲ「いや、あの…………」
光輝「教えて、教えて、教えて~🎵」
ヒゲ「ごちゃごちゃうるせぇよ💢もういい‼
やっちまおうぜお前ら‼」
二人「へい(だな)‼」
そして、光輝は三人組に囲まれた。
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