343人が本棚に入れています
本棚に追加
力尽きた恵太はあっさりと思春に拘束されて、牢屋に入れられた。
恵太「ううう…………(シクシク)」
雪蓮「うわっ💧本気で泣いてる💧」
??「牢屋の隅にいるこいつが例の怪物か?雪蓮。にわかに信じがたいが……」
雪蓮「冥琳、油断したらダメよ。思春を軽く突き飛ばしたり、首を斬られてもなんともなかったし、泣きながら木を振り回していたのよ?」
冥琳「最後のだけなんだか奇妙な光景だな……💧」
ただをこねた子どもか、と冥琳がため息をつくと恵太は落ち込むことをやめた。
恵太「……僕はどうなるのですか…………」
冥琳「それは貴様の返答しだいだな」
恵太「返答?尋問ですか…………?」
冥琳「察しがいいな。まぁ、答えしだいでは処分もあり得るが」
恵太「やっぱり変な身体だから実験されるの⁉」
冥琳「……その『じっけん』とはなんだ?」
恵太「身体のどこかをいじくったり、解剖したりする人でなしな行いだよ‼」
冥琳「ふむ……ならば、貴様の処分はそうしよう」
恵太「ひぃぃぃぃ💧やっぱり部屋のスミスにいるよぉぉぉぉ💧(泣)」
と勝手にエリアを命名して、部屋の隅っこに体育座りする恵太。
冥琳「ふぅ、完全に臆病者だな……💧では改めて尋問としよう」
ガクガクブルブルと震える恵太に冥琳のメガネが鋭く光った。
最初のコメントを投稿しよう!