異世界に降り立つ者達

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力尽きた恵太はあっさりと思春に拘束されて、牢屋に入れられた。 恵太「ううう…………(シクシク)」 雪蓮「うわっ💧本気で泣いてる💧」 ??「牢屋の隅にいるこいつが例の怪物か?雪蓮。にわかに信じがたいが……」 雪蓮「冥琳、油断したらダメよ。思春を軽く突き飛ばしたり、首を斬られてもなんともなかったし、泣きながら木を振り回していたのよ?」 冥琳「最後のだけなんだか奇妙な光景だな……💧」 ただをこねた子どもか、と冥琳がため息をつくと恵太は落ち込むことをやめた。 恵太「……僕はどうなるのですか…………」 冥琳「それは貴様の返答しだいだな」 恵太「返答?尋問ですか…………?」 冥琳「察しがいいな。まぁ、答えしだいでは処分もあり得るが」 恵太「やっぱり変な身体だから実験されるの⁉」 冥琳「……その『じっけん』とはなんだ?」 恵太「身体のどこかをいじくったり、解剖したりする人でなしな行いだよ‼」 冥琳「ふむ……ならば、貴様の処分はそうしよう」 恵太「ひぃぃぃぃ💧やっぱり部屋のスミスにいるよぉぉぉぉ💧(泣)」 と勝手にエリアを命名して、部屋の隅っこに体育座りする恵太。 冥琳「ふぅ、完全に臆病者だな……💧では改めて尋問としよう」 ガクガクブルブルと震える恵太に冥琳のメガネが鋭く光った。
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