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チュンチュン鳥が鳴いている「まだ6時か、まぁいいや準備しよ」渉は目が覚めてシャワーに入りご飯を食べ悠の家に向かった。
「昨日のこともあったし悠また爆睡だろーなーったくあいつは」悠の家までは小型車で3分ぐらいの距離だ。悠の家に着いた。今日はちゃんと玄関から入るつもりだ。あいつはなぜか知らんが知り合ってすぐに自分の家の合鍵を俺にくれた。
毎日起こしに来いよってことなんだろーが、無用心にもほどがある。おれを信用しすぎだバーカと思いながら悠を蹴り起こした。「朝だぞー悠」「まだ無理」渉はもう1回蹴った。「わかったよー起きた起きた」悠はあくびをしながら立ち上がった。「準備しろ学校行くぞ」と渉は言いテレビをつけた。悠の準備を渉はテレビを見ながら待つ。
悠はシャワーに入りパンを食べながら制服に着替えていた。「あ!?」と渉がすこし大きな声を出した。「どーした?」と悠はテレビに目を向けた。黒いシルエットだけだがテレビにはあの生き物が映っていた。アナウンサーは「果たしてこれは宇宙人なのか?異常なスピードで成長を遂げた熊なのか?引き続き調査を続けていきたいと思っています。」と言った。
「内密じゃねーのかよ?これじゃあすぐ全国民にバレるぞ」と渉はここにはいないジェントルに向けて言った。「まぁ俺たちが知ったこっちゃねーか、準備できたなら行くぞ」テレビを消して2人は家を出た。車に乗り込んで10分ほどで着くが学校に到着した。「あっ渉君だキャー渉君昨日どうしたの?」などと渉はイケメンでモテモテだ。
「おっ悠来たじゃん、おはよー悠」悠は男子にはモテモテのようだ。「おはよー悠君、昨日どーかした?」と小柄な女の子が寄って来た。「おはよー林檎、昨日?たださぼっただけだから大丈夫!」林檎は悠の彼女だ。キーンコーンカーンコーン「あっ!授業はじまるわ、あとでね」悠は自分のクラスに入っていった。
クラスでは今日の朝のニュースで持ち切りだった。ざわざわ・・今日の朝のなんだと思う?あーあれか宇宙人だろ熊の形した・・などの会話が飛び交っている。なぁ悠はどー思う?と一人の男子が聞いて来た。
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