プロローグ

2/2
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/33ページ
あたりも暗くなり星がキレイに見える夜。 悠と渉の2人は幼稚園からの幼なじみだ。 そんな2人は、今自分たちが住んでいる町で1番高いビルの上にいた。 「んーやっぱここ気持ちいいなー」悠は両手を上げ体をのばしながら言った。「そうだな」と渉が答える。 2人は背を会わせながら座って空を見上げている。 「毎日こんな平和な生活がつづけばいいな」と悠は言った。「はぁ?何言ってんだよ続くだろ、多分」と渉が笑いながら言う。「そうかな?」「おう、もし平和じゃなくなったらどうすんだ?」と渉が聞く。「わかんねーや、その時考えるよ、渉がいれば多分大丈夫だ。」と悠が立ち上がりながら言う。 「バーカ、自分でどうにかしろよ、帰るぞ」と渉も立ち上がり階段の方へ歩いて行く。「わかったよ」と悠は渉についていく。 2人の物語はこれから始まる。
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!