第3話 encounter(出会い)

1/3
前へ
/33ページ
次へ

第3話 encounter(出会い)

ジェントルが消えた後2人は車に入り今日の事を話しながら隣町を散策していた。 「くれぐれも内密におねがいしますよ?」悠はすっかりジェントルにかすかなあこがれを抱いていた。「うるせーな?内密にするからあんな紳士もどきのモノマネやめろ!おまえも誰にも言うなよ?」渉はきょうは機嫌が悪い。 「うん、内密にする」と悠が言ったところで会話が途絶え5分ぐらい走ったところだった。「なんだあれ?渉ちょっと止めて?」と悠はキラキラした目で言った。 「ん?トイレか?」「いやちげーよ見ろよ武器屋だって武器屋おもしろそー!入ろ?」悠は行きたすぎてしょうがないようだったので渉も武器には興味があったので「しょーがね、行くか」と言い2人は武器屋に入った。 ちゃりんちゃりーん「いらっしゃーい、ん?お前ら初めてだな?高校生か?」とムキムキなおじさんが言った。「おう、そーだよ・・・あ!?かっけえ!!この日本刀」悠は昔から侍が好きで幼稚園のころの夢はというより今も若干侍が夢である。この店には刀から槍、弓、銃、盾、鎧、いろんな物が並んでいる。 「ぼうずいいのに目つけたな持ってみ?」とおじさんは言う。「え?!いいの!?」と悠は刀を手に取る「へぇ?刀って重いんだな??軽そうに見えるのにな」悠の目はきらきらしている。「おじさん、これって模擬刀か?」と渉が言う。 「いやそれは模擬刀とは名前が違う居合刀って言ってな訓練などに使われる少し実用性のある物なんだ、銃は本物の銃弾を撃ったら壊れちまうな」店頭に並んでるのは全部本物ではないらしいが模擬刀はすこしは切れ味があるらしい銃も特殊なゴム弾が撃てて人の頭にうまく当たれば気絶するほどの威力だと言う。
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加