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「……す……すごいな……。
つうか二人、いつからそんな感じに仲良なったん……?」
あのスタバ、と、海、
の時しかハッキリ記憶にない
潤くんは、不思議そうな顔をした。
リクにも潤くんにも内緒でチカと会う。
そんな時間が、
トモダチ、の関係に
色づけしている。
「……さあ。
つか別に仲良くないし、私ら。
な?」
チカが言い、
私も言う。
「……うん。
どっちかと言うと仲悪い。ね?」
潤くんは一人、
置いてけぼりをくらったみたいに肩をすくめ、
雑魚寝で、
何も進展せず、
リクの帰って来ない、
夜は
ただただこうして、
過ぎて行った。
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