爽快

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永井と出会ったのは、中学1年生の地区大会のとき。 顧問「次は杜ノ木中と対戦だ。まぁここは二年生に一人強いのがいるだけで他は大したことない」 そんな顧問の話を聞き、どんな奴なんだろうとワクワクしていた。 そうして、俺と永井は試合をした。 結果は敗北。その時の悔しさと言ったら本当にたまんなくて… でも、そのとき、永井のほうから言ってきたんだ 永井「いい試合だった!楽しかったぞ!またやろうな!!」 って… だから俺も嬉しくなって目を輝かせながら頷いたんだ   後藤「俺、後藤拓海!お前は?」 永井「永井李玖。よろしくな!後藤!!」 それから永井とはよく遊ぶようになって、気付くと親友と言ってもいいくらい仲良くなってた。だから俺は思いきって誘ってみた。 後藤「ねえ永井」 永井「ん?」 後藤「俺たち、高校でダブルス組まない?」 永井「本当か!俺も後藤とダブルス組みたいなって思ってたんだよ!」 後藤「ほんとに!?」 永井「俺、頼成高希望なんだ。地元で偏差値もまぁまぁだし、県でベスト16だって!」 後藤「じゃあ俺もそこにいく!!」 永井「がんばろうな!後藤!」 後藤「ああ!!」
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