最期のプレゼント

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「きゃっ!!」 「ふぅん。下品な体……」  垂れるくらい大きな胸……。いったい何をしたら、こんなに大きくなるのかな?  ……どうせ、男に揉まれて大きくなったのよね。このアバズレ豚が。 「ちょっっと! な、にすんのよ!」  動かないで欲しいな。オマエみたいな豚……、いや牛が、どうやって彼に巻き付いていたのか調べてるのに。 「痛ッ……!!」  あら? 強く握りすぎたかしら?  ま、興味ないわ。次は……髪かな? 女の命って言うし……。 「ぐっ……!!」  唸るなんて……。本当に下品な牛ね。 「ふ~ん……」  茶色のウェーブがかったロングな髪。ツインテールなのは彼の趣味? 私も今度やってみようかな?  へへっ……喜んでくれるかな? あ、でも私は黒い髪だし、ウェーブも無い……。  で、でも!! この牛と同じにする必要は無いんだし、私らしさで攻めればいいよね? もちろん彼が言うなら、髪も染めるし、ウェーブもかけるけど。 「あら?」  手首に彼と同じブレスレット?  こんなもので彼を束縛なんてさせないよ。
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