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正直、こうやって誘うのはものすごく不安だった。
――だからうん。ガッツポーズだってしょうがないよね・・・。
僕は自分に言い聞かせると、黙ったまま巡の袖をひく。
異性じゃなかなかできないことだって、今の僕らには出来てしまう。
「恋人」っていう概念が構築されないのは切ないけれど、今はこうしているだけで十分だ。
――とにかく楽しもう。
幾度も幾度も反芻し、先ずはリズムゲームのブースを目指すことにした・・・・。
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