1人が本棚に入れています
本棚に追加
基本的に2曲プレイできるようで、なかなか回ってこない。
いや、単純に僕が慣れていないだけなのだろうけど、退屈なものは退屈だ。
「うーん・・・待ち時間ってなんでこんなに暇なのかな・・・?」
「あー、お楽しみの前の充電時間みたいなのじゃないのか?俺たちみたいに、楽しむことを目当てにしている人ばっかりじゃないってところだろ」
「そんなものかなぁ・・?」
ちょっといまいち納得はいかない。
だって一曲のほうが採算がとれるはずだ。
「あーそれと…だ。」
「うん?」
「やっぱ人前でそういうの口に出すのはよくないと思うぞ?」
きっと表情にでてしまっていたのだと思う。
少し言いにくそうにいった彼は、「ま、確かにいらってするような人もいるけどな」とだけ加えまた虚空に視線を泳がせる。
「・・・・・・・・僕はただ巡と遊びたいだけなのに・・」
おそらく巡には聞こえないであろう声でそうつぶやき、僕はまたひとりうつむいて順番をまった
こんなんで大丈夫なのかな・・・
最初のコメントを投稿しよう!