胸の不安と熱い想い

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   ジメジメとした六月。  ボクは彼女に恋をした。  空はどんよりと曇り、熱くはないが湿度が高く汗がしたたり落ちる。  そんな日の午後だった。  天気を気にしながら屋上でパンをかじっていると、彼女たちも屋上でお弁当を広げていたのだ。
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