胸の不安と熱い想い

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   何気なく視線をそちらに移すと君は黄色い鮮やかな卵焼きを口にしていた。  このどんよりした空間に君の卵焼きの黄色は実に鮮やかだったのを覚えている。  君は可愛らしく口に頬張った。  何というかその光景から目を離すことができなかった。
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