胸の不安と熱い想い

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   名前も知らない少女。ボクの中では卵焼き少女と呼ぶようになる。  彼女は小さめのお弁当箱に色とりどりの食材を詰め込んでいた。  膝の上に乗ったお弁当箱。  崩した座り方も何というか可愛らしい。  一目惚れだった。  君のすべてをいとおしいと思えてしまったのだ。
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