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夜半から降り続いた雨の音を浅い眠りの中で聞いていた。 うっすらと浮かんだ夢を醒ましたのは 「祐希の…バカーーーー」 昨夜のわたしの絶叫。 絶叫に目を醒まして、そっと視線を横に移すと 幸せそうに眠る、祐希が居る。 スヤスヤ寝息をたてる祐希の顔。 見つめていたら ムカついた。
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