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「うん!私も飛鳥の事、好き!」
本音だ、同年代の男の子の中では一番。
そっかぁ、飛鳥達のクラスでも同じ授業があったんだね、ドキドキしちゃった。あっ、いけない!
最後の大切な一言を忘れていた。
「私達、ずっと友達だよ!」
「えっ…」
飛鳥の表情が、喜色満面から複雑な表情に変わった。あれ?喜んでくれないの?
「それ、どういう意味なんだ?」
「?、そのままの意味だよ?」
「…そうか」
それきり、飛鳥は黙り込んだ。いくら話しかけても上の空。「ああ…」「そうか…」くらいしか返してくれない。
そのままさよならの時間になった。飛鳥はいつもなら渋るけど、今日はそそくさと帰った。
飛鳥と話してて楽しく無かったのは、今日が初めてだった。
翌日、昨日の事があって不機嫌な私がいた。自分ではそんなつもりは無かったけど、友ちゃんに指摘された。「晶は顔にでるからすぐわかる」って。
言われてみれば確かにずっと心がモヤモヤしていた。理由は解らないけど。
ダメダメ、こんなの私らしくない。今日は飛鳥を問い詰める、どうしたの?って。だって、大切な友達だから。
今日は、私から飛鳥に聞きに行くんだ。
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