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龍「……今のをかわすか。流石、伝説の武人・呂布だな」
呂布「………お前も…強い。恋の攻撃に耐えられる奴……あまりいない…」
両者は一定の間隔を開け、一言話をすると、互いに己の得物を構える。
龍「……はっ!!!」
呂布「……ふっ!!!」
ガキィィィィンッ!!!ガキィィィィンッ!!!
ガキィィィィンッ!!!ガキィィィィンッ!!!
両者から放たれるそれぞれの一撃を互いに弾き、防ぎ、かわしていく。
神速ともいえる斬撃の応酬により、二人の周りに旋風が巻き起こる。
全てが必殺の一撃であり、周囲にいる兵士たちは二人の武人にすっかり気圧されていた。
そして……
龍「はあぁぁぁッ!!!」
ヒュンッ!!!
龍が気合いの掛け声と共に馬上から跳躍し、呂布に向かって居合いの一撃を放つ。
ガキィィィィィィィィィンッ!!!
呂布「っ!?…ぐっ!!?」
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